中村が音楽監督を務める浜松国際ピアノアカデミーが、3月6日から15日まで開催されました。今年で19年目を数えます。今年のオープニングコンサートは中村が行い、病気療養から約1ヶ月半ぶりの復帰ステージとなりましたが、中村の熱演に、満員のお客様から盛大な拍手が贈られました。終演後、「ご心配をおかけしましたが、私の故郷と言ってもいいこの浜松で、満員のお客様に囲まれ演奏できましたことはピアニスト冥利につきます。」と中村はコメントしています。（K）

　楽屋には、たくさんの方が興奮さめやらぬままいらっしゃいました。川勝平太県知事をはじめ、歴代の知事や市長も大勢駆けつけてくださいました。

　今回のアカデミーには、イモラ国際ピアノアカデミーで教鞭をとられ、世界各国でマスタークラスを行っているボリス・ペトルシャンスキー教授、ウィーン国立音楽大学の正教授をされているミヒャエル・クリスト教授、そして、2010年のショパンコンクールの覇者であるユリアンナ・アヴデーエワも師事したウラディミル・トロップ教授という、素晴らしい先生方をお迎えしました。また、中村のサポートとして、奈良希愛さんにもいらして頂きました。

　
　アカデミー最終日、鈴木康友浜松市長、先生方、そしてアカデミーコンール本選出場者の5名と記念撮影です。