第13回ルービンシュタイン・コンクール
2011年06月01日 15:06
「ルービンシュタイン・コンクール」から帰国しました。コンクールでは、ロシアのダニール・トリフォノフが優勝しました。日本の福間洸太朗くんも、最終選考まで残り健闘しました。
本選会場のMann Auditoriumです。協奏曲による4日間の最終選考は、つねに満員でした。
最近の国際ピアノコンクールで目立っているのは、20年前のソ連崩壊以来低迷していたロシアの健闘ぶりです。振り返ればここ20年来、いわゆる「豊かな社会」と言われる欧米先進諸国でピアノを志す若者が減った印象がありますが、日本も同じような「先進国症候群」になっているかもしれません。韓国や中国のピアニストたちも、今後はどうなっていくのでしょうか。
8月にはブリスベンのコンクールへ行きますので、またご報告します。