9月16日(水) 19:00から、帝国ホテル富士の間で、中村紘子デビュー50周年記念パーティが開かれました。ちょうど民主党鳩山政権発足の日でもあり慌ただしい夜でしたが、中村の50年を支えてきてくださった五百人近い方々が各界からお集まりくださいました。
パーティは中村のピアノ演奏に始まり、吉田秀和、大賀典雄、依田巽、堤剛の皆様のご挨拶、発起人の皆様による鏡開き、乾杯、そして花束贈呈、グランドピアノを摸したケーキカットと、華やかで楽しい雰囲気の中で盛り上がっていきました。
曲目はブラームスのインターメッツォ。
吉田秀和先生は、中村が三歳で入室した「子供のための音楽教室」(桐朋学園の前身)の初代室長で、それ以来中村の先生です。九十六歳とうかがいますが矍鑠としてお元気。中村の凄いところは三つある、一つがピアノ、二つが文章、三つ目がお料理です、とユーモアたっぷりのお話しぶりでした。
みなさん法被姿で日本伝来のお祝いの鏡開き。北城格太郎、ドナルド・キーン、児玉幸治、近衛忠煇、服部禮次郎、三善淸達、森稔、森英惠の皆様。
乾杯には、佐藤しのぶさんと錦織健さんのジュエットで「乾杯の歌」のサプライズ。カンパーイ!
五人の紳士から十本づつ計五十本のバラの花束を頂きました。苅部直、保利耕輔、江田五月、高村正彦、長井幸夫の皆様です。
帝国ホテル特製のグランドピアノを象ったチョコレートケーキ。ナイフをいれて食べるなんてもったいなーい。
中村からお礼の言葉。そしていよいよ皆様と親しくお話しするビュッフェパーティとなりましたが、お伝えする余白がなくて残念です。また別の機会にでも。(Y)