12月15日
先週末、中村は兵庫・淡路島に出かけました。中村が音楽アドバイザーを引き受けている洲本市の「淡路ピアニッシモ・インターナショナル」という音楽愛好家のグループが、地元の音楽文化向上をめざし、地元でピアノの指導を続けている先生たちの演奏会を催したからです。
↑ 4人の出演者。左から柏木さん、若林さん、岸本さん、上田さん。
ピアノの先生は普段、自分の学生の指導に多くのエネルギーを使っているため、自分の演奏にじっくり取り組むことができないのが実情です。これでは、先生たちの演奏レベルは上がりません。そんな現場を見てきた中村が「演奏会を開くことで、先生たちがもう一度、自分自身の演奏を見直し、ブラッシュアップする機会を」とアドバイスしたことがきっかけになりました。
日曜日午後6時からの演奏会の会場は、客席550の洲本市文化体育館で、立ち見も出るほどの大盛況です。その熱気に包まれながら、若林薫さん(ブラームス&リスト)、岸本由佳さん(ショパン)、上田郁子さん(シューマン&ドビュッシー)、柏木彩さん(ベートーヴェン&ラフマニノフ)、4人がそれぞれ個性豊かな演奏を繰り広げていきます。そして最後に、アンコールとして4人がハンガリア舞曲などを連弾。会場からは4人の出演者の熱演に大きな拍手が送られました。
↑ 終わって関係者一同で記念写真。柳市長らもお祝いに駆けつけた。