11月10日:韓国・統営
国際ピアノ・コンクールの審査員をまた務めてきました。今回は韓国南部の中心、釜山(プサン)から車で3時間ほどにある、慶尚南道の統営(トンヨン)市で行われた「慶南(キョンナム)国際音楽コンクール~ユン・イサン メモリアル2008」です。
統営(トンヨン)市は、韓国が生んだ世界的な作曲家の故ユン・イサン氏の生地。コンクールは彼の業績を偲んで2003年に創設されたもの。ヴァイオリン、チェロ、ピアノ部門の3部門が交代で一年ごとに開かれており、今のところ韓国で唯一、世界音楽コンクール連盟(WFIMC)から正式に国際大会として認定されているコンクールです。
ピアノ部門は2005年に続いて2回目の開催で、11月2日〜8日にわたって行われ、世界各地から25人の若手ピアニストが参加しました。そして、その中からロシアのソフヤ・グルヤクさんが第1位に選ばれました。(T)
第1位を獲得したグルヤクさんと
会場となったトンヨン・アートセンター
コンクール期間中、多くの音楽ファンを集めたアーツセンター
ミシェル・ベロフ氏をはじめ、国際的な顔ぶれが揃った審査員
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