11月10日、東京
韓国から成田に戻ったその足で、ホテルオークラ「曙の間」で開かれた「中藤泰雄さんの喜寿および出版を祝う会」に直行しました。この日の主人公、中藤泰雄(なかとう・やすお)さんは中村のマネージメントを受け持っている音楽事務所「ジャパンアーツ」の創業者で、現在は会長を務めています。
「ジャパンアーツ」を業界最大手の事務所に育て上げた辣腕経営者ですが、その温厚な人柄が誰からも愛され、この日のパーティーには、文化人や業界関係者ら300人がお祝いに駆け付けました。
中藤さんの出版した『音楽を仕事にして』は、会社創立から現在までの35年にわたる歩みをまとめましたもの。手探りで始まった音楽マネージメントの仕事、アーティストたちとの交流など、面白いエピソードがいっぱいです。文化・芸術に対する国の姿勢、クラシック音楽コンサートのより良いあり方などの問題にも触れており、これからの音楽マネージメントの世界への示唆にも富んでいます。
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