Pianist 中村紘子 NAKAMURA HIROKO Official Site

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浜松国際ピアノコンクール記者会見
2008年06月10日 17:30

6月9日、東京

きょうは来年2009年の秋に行われる第7回「浜松国際ピアノ・コンクール」の記者会見が行われました。コンクールは1991年、浜松市制80周年を記念し、楽器と音楽のまちの歴史と伝統を誇るに相応しい国際的文化事業としてスタートしたものです。

以後、3年ごとに開催されており、中村は第3回のコンクールから審査委員長を務め、次回第7回でもその大役を受けることになりました。

この日は記者会見には、浜松市の鈴木康友市長をはじめ、運営委員会の海老沢敏委員長、そして中村が出席。冒頭、鈴木市長が「浜松は『楽器の街』から『音楽の街』へ、というのを目標にしてきましたが、これからはコンクールを通じてさらに『音楽の都』に成長していきたい」と、次回のコンクールへの熱い想いを語りました。

続いて、海老沢委員長も「過去のコンクールで素晴らしいピアニストを発見してきましたが、次回も頂点としての芸術のオリンピックを展開して頂きたい」と期待を語りました。

コンクールからは過去、アレシオ・バックスさん、アレクサンダー・ガブリリュクさん、上原彩子さん、イム・ドンヒョウクさん、ラファウ・ブレハッチさん、といった世界的な才能を次々に見出して世に送り出し、今では世界を代表するピアノ・コンクールとしての名声を確立しています。

中村も挨拶の中で「コンクールは、若い人が次のチャンスを得る場を創り、世の中に出ることをバックアップする仕掛けとして非常に大切な存在。次回も素晴らしい才能と巡り会いたい」と述べています。

第7回のコンクールは11月8日に開幕。1次から3次までの予選を経て、21、22日にアクトシティ浜松で本選が行われます。

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