3月23日、福井・越前市
文化サロンのゲスト・スピーカーとして招かれました。福井県越前市で行われた「こしの都文化サロン」です。越前市は継体天皇ゆかりの街。そんな街にこのほど、自分たちの歴史にもっとスポットを当てながら、自分たちの街を見つめ直そうという「こしの都クラブ」が誕生、この日はその設立を記念してサロンが開かれました。
越前市は継体天皇の話題のみならず、鎌倉時代まで「越の国」全体の「国府」が置かれていた街で、そこに父親に赴任した関係で紫式部も住んだという歴史の街でもあります。トークに先立って街をしばし散策すれば、大きな寺が集まる「寺町」といったあたりに歴史の面影が色濃く残ります。
サロンでは中村が、ワルシャワの街の話など、歴史と人間がどう生きていくかといった話題に話が進んでいきました。また、サロンの後半は出席者からの質疑応答。会場からは歴史や街の話題のみならず、音楽をめぐる質問も次々飛び出しましたが、中村のユーモアを交えた話に会場も熱を帯び、楽しい会となりました(T)。